新緑の季節

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今年の2月にオープンして、あっという間に2か月が立ちました。
駅やバス停から遠く、幹線道路や住宅地からも離れた、柿畑の中の治療院に、はたしてどれだけの人が来てくれるのか、不安の中でのスタートでした。

患者さんが、その家族様やご友人を紹介して頂いたり、また自分の店のお客さんを紹介して頂いたりと、皆様の支えがあって、少しづつですが、予約が埋まるようになりました。

治療院の周りの柿畑の新芽が芽吹き、新緑の春の季節となりました。

春は暖かい気候と、桜をはじめとして、美しい自然環境に後押しされて、活動的になりますが、なぜか「だるい、眠い、イライラする」など、春特有の不調を感じることが多くあります。

動物は春に冬眠から目覚めて活動し始めるため、エネルギー代謝を増やすようになります。
その際、代謝に必要なエネルギーが不足することが、春の不調の原因の一つです。

また、「花冷え」、「寒の戻り」という言葉のとおり、春は寒暖差が激しいです。

そのため身体は、気温差に対応しようと、自律神経を激しく働かせ、乱れやすくなります。

自律神経は身体だけでなく、心のバランスも司っています。

そのため、自律神経のバランスが崩れると、イライラを引き起こしやすくなります。

身体と心を整えるためには、十分に休養を取り、イライラせずに心穏やかに過ごすことが大切です。

しかし、なかなかそうはいきません。会社勤めの方は、4月に配置換えや新人が入ったりと、環境の変化がストレスになりますし、農家の方は、これから農作業が立て続けに増えていき、ますます身体と心が乱れてしまいます。

新しい環境や、農作業に疲れた時は、ぜひ当院にお越しください。
その人に合わせた施術で、身体のメンテナンスを致します。

東洋医学には「身体一如(しんたいいちにょ)」という考え方があります。

元々は仏教用語で、「肉体と精神は一体のもので、分けることができず、一つのものの両面である」という意味です。

つまり、こころとからだはつながっていて、心の不調が体の症状に影響したり、体の症状が心の不調を招いたりします。

ですので、当院での身体のメンテナンスが、こころのメンテナンスにもなります。

マッサージ、鍼、お灸、リハビリ、ルート治療と、当院では様々なメニューがあります。

鍼が苦手な人には、決して無理強いはしません。

癒しのマッサージ希望の方も、大歓迎です。お仕事が終わってからでも来て頂けるように、夜の9時まで(最終受付19:30まで、当日18時までに予約をお願いします)対応しています。ご相談いただければ、日曜日も可能な限り、対応いたします。

皆様のご来院を、心よりお待ちしています。

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